
先日、「エジプトに行ってたんや」と祖母が話した曽祖父の弟の話 を書きました。
この度、国会図書館に行く用事があって、そちらで日本綿花さんの社史を見ることができました。
「日本綿花株式会社五十年史」(社史で見る日本経済史 第67巻、ゆまに書房)
そこで曽祖父の弟(曾祖叔父というそうです)の名前を確認。やはり仕事でエジプトに行っていたようです(大正6年にエジプトへ)。
しかもその後は、ヨーロッパへ。
あの時代に、世界を駆け回るだなんて、どんな思いで日々を過ごしていたのでしょうか。
紳士録の記録を追うと、昭和5年には日本に戻ってきていたようです(もう一人の曾祖叔父のもとに寄寓)。
エジプト行きから計算すると13年間、ずっと海外へ渡ったままだったのでしょうか。
「エジプトのおじさん」には息子さんがおられたと叔父から聞いていますが、今は縁がなくなっています。いつか子孫の方にお会いして、お話を聞いてみたいものです。